「日本右翼勢力が北朝鮮の拉致への怒りを煽動する」
そう題されたニューヨーク・タイムズ紙の記事に対して強い批判が続いている。
12月16日に掲載された記事だが、書いたのは悪名を馳せるノリミツ・オオニシだった。余りにも現実離れした内容で、事実誤認どころか意図的なウソで脚色されていた。

中央がノリミツ・オオニシ 『日本海新聞』より
これに対して直ちに反発したのが、増元照明さんだった。古森さんのエントリで知ったのだが、増元さんは自分のWebサイト上で、オオニシ記事の作為的な記事に反論を加えると共に、落胆している。
増元さんの抗議は、オオニシによって名誉を著しく傷つけられた当事者としてのコメントで、その意味では重たい。名誉毀損でオオニシを訴えることも充分に可能だろう。
増元さんは自身のWebサイトで、自らの活動が“右翼勢力”と決めつけられ、一方的にオオニシから指弾されていることに憤慨している。
「北朝鮮人権週間に右翼団体メンバーが関与している」とオオニシが決めつたことに対し「どのような取材の下で書かれているのか?」と疑問を呈する。
そしてこう書き記している。
私たちは、この運動を右翼も左翼もなく、日本人として皆に理解して協力を仰いでいる。左翼系の人々が、協力をしてくれるのであれば、喜んでお受けするつもりでいるのであるが、その方々は、一向に協力してくれることはなく、あまつさえ邪魔をしようとしている。
まったくその通りだ。増元さん、よくぞ言ってくれた。
オオニシの今回の記事は、これまでの劣悪記事にも増して、醜い。観念的な主張ではなく、犯罪被害者を真正面から攻撃しているのだ。それは思想の左右ではなく、人間性を映し出すものだろう。
例えば、記事冒頭を飾る写真にもそれがハッキリと現れている。

17人目の拉致被害者に認定されたばかりの松本京子さんの母・三江さんと兄・孟さんの写真にかぶさるようにして記事タイトルの「右翼勢力が煽動」の文字が飾られている。
個人的な見解を記せば、先月、記者会見の場に現れ、京子さんが残したセーターを握りしめる母・三江さんの姿には胸を打たれた。83歳になる高齢の母親が涙ながらに訴える姿を見て、改めて引き裂かれた家族の苦しみを知った。
それはごく自然な感情だろう。
ところが、オオニシは二人の家族の写真を引き合いに出しながら、その光景を嘲笑うかのような記事を書き連ねているのだ。
悲痛な母親の表情を見て、何とも感じないようである。
そこに記者としての人間性は微塵も感じられない。これだけをもってしてもオオニシは鬼畜である。
【オオニシ=帰化人説の根拠】
ノリミツ・オオニシが日本人ではないのではないか…?
2ちゃん上では、オオニシを在日コリアンとする見方が多く、断定した書き込みも多々見かける。ウィキペディアにも「在日説」を訴えかける表現が残されたままだ。
オオニシ在日説の根拠となっているのは、帝京大教授・高山正之さんが今年7月に発表したコラム「変見自在」だ。
高山氏はハッキリこう書いている。
「もっと問題なのは同紙(NYT)東京特派員N・オオニシのようにマスコミ界にも帰化人がいて、日本人の名前を使って日本を非難する。こんな賢しい輩を…(略)」
参考:高山正之『変見自在』
image.blog.livedoor.jp/tonchamon/imgs/1/6/165e5034.bmp
ストレートな表現ではないが「オオニシ=帰化人」と断定していることは明らかだ。
オオニシが自ら明かした略歴によると、
■千葉市川市生まれ
■4歳の時にカナダ・モントリオールに家族で移住し、国籍を取得
■米プリンストン大卒業後、ニューヨークタイムズに入社
■2003年に東京特派員として再入国
こうした経歴からオオニシは日系人と主張しているのだが、ここに在日説を補完する要素はない。
ただ家族でカナダに移住し、国籍を取得しているのは微妙である。アジア某国で実際に見た限りでは、当地で事業を始めるにしても日本人ならば菊パスポートによる第三国入国が楽なため、国籍をそのままにするケースが多い。
移住し当該国の国籍を取得する事例は少ないのが実状だ。
一方で、韓国人は自国のパスポートではヴィザなし入国の可能な国が少なかったことから、移住先の国籍を取得するのが普通である。
ちなみにモントリオールは韓国系移民が多く暮らす街でもあり、韓国系の教会まである。

更に、日本人の場合、移住1世は自分のことを「日本人」と名乗り、「日系人」とは表現しない。この辺りの感覚は次の考察で重要になってくる。
【これが在日カミングアウトの証拠だ】
ニューヨーク・タイムズ本社からオオニシが東京に赴任して間もなく、支局の部屋を提供している『朝日新聞』が、オオニシの紹介記事を書いている。
2003年9月21日付の朝日新聞「ひと」欄だ。
pds.exblog.jp/pds/1/200511/28/84/d0067884_114786.jpg
記事本文の内容は問題ないのだが、一番下に妙な表現がある。

↓拡大図
![]()
「日本人と同じ顔の利点は本音が聞けること」
違和感がある…
軽く流しそうなひと言だが、おかしい。
カギ括弧がついている事から、本人の弁を「ひと欄」の記者がそのまま引用したと断定してOKだ。
日本人が果たしてこんな事を言うだろうか?
日本人であれば顔が同じなのは当たり前だ。敢えて言う必要などない。
カナダに移住した日本人の言葉だとしても、移住者の日本人が自ら「日本人と同じ顔」といった表現はしないだろう。
移住先に何年居たからと言っても、日本人は日本人である。例え日系人を自称していても、充分に違和感がある。もし日本人ならば、こう言うのではないか…
「同じ日本人ですから本音が聞ける」
しかし、これが在日コリアンであれば、やや回りくどい言い方になり『ひと欄』にあったような「日本人と同じ顔…」といった表現になるだろう。
着任早々、オオニシは微妙な自己表現でミスを犯したようだ。
高山氏が指摘する通りエセ日本人が使う表現である。少なくとも上記のコメントは、オオニシが日本人としての立場を放棄していることを表明している。
このコメントがオオニシ本人による在日カミングアウトと断定する。
出自が半島の南か北か断定できないが、在日説を裏付ける大きな根拠としてよい。
しかも本人が明かしたのだ。
この新説に、どう答えるかねオオニシ君?
参考情報:
古森さん該当記事
komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/90095/
増元照明さんWebサイト「拉致被害者を救う!日本を変える!」
www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
オオニシ該当記事 RSSから
www.nytimes.com/2006/12/17/world/asia/17japan.htmlωpagewanted=1&ei=5088&en=c4defedbd56a03b9&ex=1324011600&partner=rssnyt&emc=rss
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2006/12/29 05:12
Commented by
丸山光三 さん
ウロアネさん、
GJ,WD!
なんかもやもやとしていた霧が少し晴れました。アイム・ザパニーズのなかでもとりわけ悪辣なオオニシ記者ですが、やっと在日の証拠らしいものを発見していただき感謝いたします。ひき続き厳しい追求お願いします。
2006/12/29 16:14
Commented by
ウロボロス さん
To マルコおいちゃん
そう思って頂けますか。
本人コメントの解釈は余りに主観的でちょっと自身がない部分もあったのですが、賛同の意見をもらってホッとしてます。
それにしてもオオニシ、今回ばかりは調子に乗り過ぎましたね。来年早々にも東京から中東にでも飛ばされそうな予感がします。
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